胃のかたち
上田信治による俳句研究。
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新人賞のシーズン
5月31日、角川俳句賞応募〆切。
6月30日、俳句研究賞応募〆切。

角川のほうは、web上に応募規定が発表されていて、雑誌等の同規定にない一文が、加わっている。

●50句中に既発表の作品があれば無効となります。
(既発表作品には新聞、雑誌、結社誌、同人誌、句会報のほか、ホームページ、ブログ等に掲載された作品も含みます。)

( )内がつけ加えられた一文。これ、たしか、去年は、なかったです。
募集は「未発表50句」。インターネットのひろがりとともに、「未発表」「発表」の定義が、あらためて問題になっているようで、webでの公開も「発表」に含めますのだ、という気持ちは伝わってくるのですが、じゃあその「等」とは、どこまでか、メーリングリストは、BBSは、と話はびみょーになっていく。

もうひとつ。
昔、編集部に問い合わせた人がいて、「厳密に言えば、句会で人目にふれた句も望ましくない」と返答されたと、どこかで(たしかどこかの掲示板で)読みました。真偽のほどは、確かめられませんが、もし、ほんとなら、それも、えーーー?って思うでしょ。だって、黙ってればOKというようなゾーンがあるというのは、モラル的に残念なルールなわけですから。

これ「不特定の読者の閲覧が可能なかたちで、公表されたもの」を発表と見なす、と決めればいい、と思うんですけどね。

この基準で行くと。
句会に出すのはセーフ。句会報も、コピーを綴じたような、メンバーにのみ配布されるものならセーフ。同人誌は、どんなに部数が少なくても、メンバーのみでも、アウトです。(「常識として、句会で出された句を、本人の承諾無しで引用してはいけない」=公表ではない、というあたりで線を引いています。句が、公になるというのは、無断で引用していい状態におく、ということではないかと)

「先生」に見せて選を受けるのも、セーフ(やや、モラル的に残念ですが)。
仲間同士で見せあうのも、セーフ。

ホームページ、ブログ、BBSは(じっさいには特定のメンバーにしか、閲覧されないものも多いと思いますが)基本アウト。微妙なのは、BBS上で行なわれる句会の句ですが、不特定多数に閲覧可能という意味で、アウトとも言えるし、作者本人に公表という意識がなければ、ぎりぎりセーフにしてもいいような気も……。閲覧キーの必要な、クローズドな場所なら、問題なくセーフ。
ミクシは「友人まで公開」「コミュニティメンバーのみに公開」のページならセーフでしょうね。

とはいえ、最終的には、運営側の判断が「絶対」なので、↑真に受けないでください。

あと、今回の規定がなされる以前の応募作について、ルール違反を問う意図はありません。
だって、規定があいまいだったんだもの。

では、みなさま、ご健吟を。

「週刊俳句」もよろしく。
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