胃のかたち
上田信治による俳句研究。
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無季句
たまに、無季の句ができるとうれしい。
それは、テーマ詠の句会のための句を、まとめて捻っているときなどに、できやすい。


   一色づつ三色パンを食べるなり  信治
   白猫や雑誌を綴づる太き針    〃 


季語が一句の題だとすれば、題がすでに季語以外にある場合、季語は必要ない……はずである。

そのかわり、その句は、その句会の外に出すと、いかにも弱々しく見えるかもしれない。
題詠の句会では、おうおうにして、テーマをどうこなしたかということが、句の価値に含まれるから。

当然それと同じようなことが、ふつうの有季の俳句を、俳句の「作者=読者」の世界の外に出した場合にも、起るわけで。

自分が素十が好きなのは、この人が書くと季語があっても、無季句のようだからです。


   残雪に現はれし石雪をのせ     素十
   菜の花の咲くところまで来て話   〃


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コメント
この記事へのコメント
「色」のテーマ詠ですか。
どっちの句もいいですね。
パンのオトボケのほうをどしても依怙贔屓して愛してしまいますが。
2007/03/06(火) 20:02:41 | URL | tenki #iZL8muj2[ 編集]
あ、これは、恐縮です。

たしかに、パンは「色」テーマだったんですけど、
白猫は、こないだいきなり、できました。

なんか季語に換えてみようかとも思ったんですが、
猫が、どいてくれませんw
2007/03/06(火) 22:46:15 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
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