ひさびさの更新です。
ウォーミングアップとして、しょぼい突っこみをひとつ。
文春新書『俳句鑑賞450番勝負』中村裕著
p181〈蝿飛んでくるや箪笥の角よけて〉の項
「この作家(京極杞陽)は、日常何気なく見過ごしていることに、俳句的まなざしをむける名手といっていい。
「食卓の鉄砲百合は素っぽをむく」「木葉髪あはれゲーリークーパーも」「サングラスかけて俳人とぼとぼと」等々」
あの、「鉄砲百合」の句、って加倉井秋をなんですけど!!!!涙
中村っていう人、挙げてる杞陽の句はぜんぜん「日常」じゃないし、秋をの師匠の風生のことも「現代俳句のもっとも保守的な部分を体現した」(p21)とか書いてるし(そうですかねえ)、なんか、単に雑ってかんじ。
ウォーミングアップとして、しょぼい突っこみをひとつ。
文春新書『俳句鑑賞450番勝負』中村裕著
p181〈蝿飛んでくるや箪笥の角よけて〉の項
「この作家(京極杞陽)は、日常何気なく見過ごしていることに、俳句的まなざしをむける名手といっていい。
「食卓の鉄砲百合は素っぽをむく」「木葉髪あはれゲーリークーパーも」「サングラスかけて俳人とぼとぼと」等々」
あの、「鉄砲百合」の句、って加倉井秋をなんですけど!!!!涙
中村っていう人、挙げてる杞陽の句はぜんぜん「日常」じゃないし、秋をの師匠の風生のことも「現代俳句のもっとも保守的な部分を体現した」(p21)とか書いてるし(そうですかねえ)、なんか、単に雑ってかんじ。
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この記事へのコメント
はむずかしいです。
うーん、『現代俳句の世界』を読んだあとも、いまいちよくわからないまま、未だに引きずってます。
うーん、『現代俳句の世界』を読んだあとも、いまいちよくわからないまま、未だに引きずってます。
2007/08/10(金) 04:13:02 | URL | ゆうすけ #F9WRBaJE[ 編集]
おひさしぶり。
そりゃ、作者というのは「わからない」もの
なんじゃないですか。
たまに、「あー、この人わかるーーーっ」って、
思わせてくれる作家が(その読者ごとにはまる作家が)いるだけなんじゃないかな。
そりゃ、作者というのは「わからない」もの
なんじゃないですか。
たまに、「あー、この人わかるーーーっ」って、
思わせてくれる作家が(その読者ごとにはまる作家が)いるだけなんじゃないかな。
2007/08/10(金) 09:31:32 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
この本買おうかと思っていたんですが。
そうですか。雑ですか。
どうしようかな。
そうですか。雑ですか。
どうしようかな。
2007/08/10(金) 13:03:56 | URL | 梅子 #-[ 編集]
下の六音、いかにも加倉井秋を。
チェック洩れは編集・校閲の責任も。
450番勝負、今日明日にも買ってきましょ、っと。
チェック洩れは編集・校閲の責任も。
450番勝負、今日明日にも買ってきましょ、っと。
人の商売のジャマをするのは、本意じゃないんで、フォローしておくと。
選ばれてる句には、それほど文句ないです。とくに新興俳句方面は、わりと意外性のある選句で、楽しめますよ。伝統系は、有名句が多い。
同時代の作家だと……「恒信風」の人が多いんですよね。ふしぎな人選で、これも楽しめると思います。
この人の「やつあたり俳句入門」、印象ですけど、虚子が嫌い、虚子を認める人が嫌いという本で、まあ、いわゆる団塊のかた?
選ばれてる句には、それほど文句ないです。とくに新興俳句方面は、わりと意外性のある選句で、楽しめますよ。伝統系は、有名句が多い。
同時代の作家だと……「恒信風」の人が多いんですよね。ふしぎな人選で、これも楽しめると思います。
この人の「やつあたり俳句入門」、印象ですけど、虚子が嫌い、虚子を認める人が嫌いという本で、まあ、いわゆる団塊のかた?
2007/08/10(金) 18:36:53 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
文を読まないので、てっきりいい本かと。
(俳句しか見ていない。。)
(俳句しか見ていない。。)
2007/08/10(金) 21:42:35 | URL | あやか #k12f31x.[ 編集]
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