胃のかたち
上田信治による俳句研究。
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「また見つかった」
歴史性を無視して勝手に「本意」を決めるシリーズ(自分本意……すいません、今のナシで)。

神野紗希さんのブログに、鷹のいい句(鳥の鷹です)がたくさん挙がっていたので、便乗させていただいて。
http://blog.drecom.jp/sternskarte/archive/92

「鷹」の本意は、「理想我」または「父」だろう。

   未だ逢わざるわが鷹の余命かな    池田澄子
   かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す    正木ゆう子
   目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹  寺山修司
   裏山の骨の一樹は鷹の座ぞ      角川春樹

ファザコンを自認する、この作者のこんな句も。

   鷹狩を終へたばかりの瞳する     櫂未知子
   妬心てふ理由なきもの青鷹      〃

ただ、あれです。句中の語を、何かの「喩え」「言い換え」としてしまうのは、殺風景なことなので、それぞれ「鷹」それ自体に戻して、ご鑑賞いただけると幸いです。(それで価値がなくなってしまうような、ヤワな句は、こちらにも紗希さんのブログにも、挙がっていませんが)

それにしても、紗希さんの方で挙がっている芭蕉の句は健康ですね。さすが近代以前。
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コメント
この記事へのコメント
そうなんです。あまりに健やかで、参ってしまいました。素直な人には、悪口言えません。
2006/04/01(土) 12:43:10 | URL | saki #L8AeYI2M[ 編集]
この前から、
あのね、あのね、信治さんのブログに対してコメントを書くのは結構怖いのよね(わかってくださる?)
2006/04/05(水) 02:14:24 | URL | ミ(以下略) #HK80fyCU[ 編集]
付けにくくて、すいません
いや、じつは櫂さんの句の「鷹」は、どうも他の人とちがうようだと思っていて、なんだろうなんだろう、と……

なんか、「鷹」が「他人」の何か(やっぱ「我」?)っぽいのです!

いやあ、おもしろいですねえ。分かりやすくなくて。

2006/04/06(木) 17:25:37 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
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