胃のかたち
上田信治による俳句研究。
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自画撮りとしての俳句
発語する自分を、写し取ったような句。

   秋晴の運動会をしてゐるよ  富安風生

俳句は、しばしばスナップ写真に例えられるが、このスナップには、撮り手が写り込んでいる。「街の雨鶯餅がもう出たか」も、よく知られた作。 

   いろいろな泳ぎ方してプールにひとり  波多野爽波

自画像というには、あまりにも自意識が不足しているような。思ったことを思った順番に言葉にしていったかにみえる書きぶりが、生々しい。放下の感触。

   触られて何をして居る秋の海   永田耕衣
   車はカー馬鹿は馬鹿なり恋は春  長島肩甲

また、風生には「梅多しなかなか多し腹へりぬ」があり、爽波には「魚好き肉はそれほど四葩咲く」がある。はっきり言ってしまおう。この人たちは、馬鹿のふりをしていると思う。

大好きだ。

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コメント
この記事へのコメント
あと、
三段切れにすると、バカっぽくなって、いいですね。
2005/12/03(土) 16:51:14 | URL | 信治 #-[ 編集]
バカ俳句
こんにちは。恒信風句会から早速お邪魔しました。
ハイクマシーンのサイト、意欲的で、これからが楽しみです。

ところで、俳句でバカをやるのは(自他共に)大好きです。けれども存外むずかしいという思いを日々強くしております。

また寄らせていただきます。
2005/12/04(日) 10:34:41 | URL | 西原天気 #ew5YwdUc[ 編集]
ファンです
名句の数々の胸を借りて、俳句について考えようと書き始めたブログです。
天気さんの句については、必ず、いつか、書かせていただきたいと思ってました。

来ていただいて、光栄です。よろしくお願いします。

ハイクマメンバーのみなさん(2名)天気さんを、知ってますか。上のURLから、行ってみるべし、ですよ。
2005/12/04(日) 13:07:38 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
おお、バカ俳句!
ブログ開設おめでとうございます。私の師匠がバカ俳句の神様みたいな人で

 雪国は無くならぬほど雪があり  寺澤一雄
 これは毒茸むかうの山は富士の山

みたいなのをぬけぬけと作ります。ここの存在を教えておきます。
2005/12/04(日) 16:36:08 | URL | 四童 #O41bhH7A[ 編集]
ああ、もう嬉しいなあ!
>四童さま ありがとうございます!

じつは、俳句文学館に行って「虎刈」、筆写したことがあります。

 擂鉢に擂粉木ありぬ夏の宿  一雄

とかねえ、もう。
四童さんにしても天気さんにしても、自分の中のスターに、次から次へと来ていただいて、ありがたいことです。くくくー。
2005/12/04(日) 17:11:57 | URL | 信治 #tl9rY.2.[ 編集]
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